毎日新聞 2012年05月31日 地方版
家庭などの一般廃棄物を無許可で収集運搬したとして、県警生活環境課と岐阜羽島署は30日、愛知県一宮市奥町、不用品回収業、新田啓真容疑者(27)を廃棄物処理法違反(無許可収集運搬業)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、新田容疑者が羽島市上中町長間で営む不用品回収会社「R−プランエージェンシー」の従業員と共謀し、今年1月24日から2月8日まで輪之内町の民家など4カ所でトタン10枚などを計1万2300円で、昨年12月3日ごろから今年2月21日ごろまでに関市下之保の民家など5カ所で冷蔵庫2台ほか16点を計2万9000円で収集したとしている。
新田容疑者は「リサイクル用品として集めており、代金は運搬の手間賃だった」と容疑を否認しているという。
同課によると、同社は軽トラックで不用品を集めており、岐阜、愛知、三重、滋賀の各県で営業。
設立された昨年4月ごろから今年3月13日までの間に回収代金として約2700万円売り上げていたという。
【加藤沙波】
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120531ddlk21040038000c.html